DSパズル系ゲーム『リクとヨハン~消えた2枚の絵~』のプレイ感想です。
キャラクターについて
男性が平均的にカッコイイです。38歳にしてはハンサムすぎる刑事のルデールと、無表情な名探偵のフードが、いいと思うな。自分の好みとしては。表向きは世話好き女好き不謹慎な37歳ヨハンは、いかにも狙っている感じ。嫌いじゃないよん^^
女性ではクレープ屋のルナ・コンスタンス(この苗字がまたいい)。2週目でようやく見れた告白イベントは、勢いがあってスカッとしました。
主人公のリク(16歳男子)は、いい人すぎて可愛い。というか全ての女性キャラよりも可愛いのはどうだろう。
ストーリーについて
エンディングとかのベタベタ正義な茶番劇はスキップしちゃいました。てへっ本編ストーリーはとても短く、本編だけなら5時間もあればクリアできそうなもの。
ただしこのゲームは、本編から逸れて色んな人に話しかけ、サブイベント集めをするのが一番の楽しみどころ。イベント集めには抜け目ない冷静さが必要です。
『レイトン教授』に慣れているためにあちこち寄り道する癖が染み付いている(と思っていた)私ですが、 1週目のイベント達成率はなんとたったの66%でした。
一度逃したサブイベントは後からはもう見れませんし、続きも発生しません。1週目の終わりでは、いつの間にか町から人が少なくなっていました。
2週目は“石橋を叩いて”網羅しようとしましたが、たった一つだけ逃してしまった模様…。惜しい。
でもサブイベントを一通り見ると、ストーリーがより楽しくなりました。リクの成長やアルトンの町の人々と仲良くなっていく様子が目に見えて、嬉しいです。
イベントを洩らさずクリアし、全ての隠しアートパズルをSランクで制覇しようと思ったら、15時間はかかるんじゃないか。さらにある要素のコンプリートには100時間達成が条件。…電源入れっぱなしにするしかナイネ。
"隠しアートパズル"について
これはプレイした人のほとんどがツッコミを入れたくなるんじゃないか。依頼の内容と関係ない、とか。
パズルの概要:一枚の絵から指定されたものを見つけ出してタッチペンでタッチするという単純明快なパズルで、制限時間があり、さらにクリアタイムによってS~Dにランク付けされます。通常、制限時間は1~5分で、Sランクでクリアするためにはたいてい10秒以内であることが求められます。
全部で200問が収録されていますが、これはかなり膨大な数です。知識ではなく能力を駆使するパズルなので、1問1問解くごとに脳は疲弊していきます。
↑で文句めいたことをほのめかしたけど、実は別に気にならないんです。なんか、いいかって思えてきます(笑)
たとえば食べ物を買いに行くのに「ガトリングガン」を探したりしますが、そのシュールなところがある意味芸術的だと思えちゃう。これがこのゲームの個性なんだな~って。
同じ絵の使いまわしも、はじめは「えっ」って思ったけど、やってると全然嫌じゃないんですよ。
上級の問題になると引っ掛けの物体もたくさん出てくるので、スピードと、瞬時に物体を判別する能力が養われると思います。
はじめは「難易度を上げるためにわざとこんなことして、いやらしいなあ」と思うんだけど、慣れると嫌じゃないんです。脳トレ効果はレイトン教授よりもありそうです。
以上、レイトンサイトの片隅でリクを語るページでした。
★『リクとヨハン』公式サイトは http://www.fonfun.co.jp/ds/riku/